8日、ヌードルスにて。これに、鶏スープをかけて食べる。 | 9日、ワルン・カチュのナシチャン。うまい。 |
4月8日(木) 晴のち曇り
今日はJATIで家族の赤ちゃんの3カ月目儀式が開かれる。昨日からアヤしい雰囲気だったのだが、今日はみなどこかよそよそしい。皆正装しているし、もう、料理もしていないみたいだ。何が、どうなっているのやら、さっぱり。
我々は、午前中に買い物と食事をして一度戻る。JATIでは、なにやらやっていそうで、やっていなさそうで、よく分からない。午後、しばらくゆっくりしてから外出。日本人のたまり場となっている喫茶店に行き、水底はマンガを、私は新聞を読む。新聞はだいたい2日に1度購入され、合計2部置かれているのだが、ひとつのテーブルで読みもしないのに、キープしてしまって、まことに腹立たしい。彼らが帰ってからようやく新聞にありつけた。まあ、別に大したできごとが起こっているわけではない。こちらは、6月の総選挙にむけてすでにかなり盛り上がっているが、日本はすでに選挙期間にもかかわらず、それほど関心は高くなさそうである。せいぜい、東京都知事選挙が全国的に注目されているが、それも、石原某や明石某、評論家殿が立候補し、保守も中道も割れてしまっているぐらいである。こちらでは、すでに、旗を持ちいたるところを走り回っている。選挙=政治活動という感がある。昨年、スハルト大統領を引きずりおろした政変よりも、さらに激しく混乱するのではないか。ついに、インドネシアにも政治の季節がやってくるのだ。どれくらい人が死ぬのだろうか。できるだけ、
早く、穏やかに、そして、怨恨を残さない形で収束すればよい。内戦になぞならないことを切に願う。
さて、本日の食事だが、朝は、JATIで、フレンチトーストとフルーツ、紅茶。昼は、クブク・カフェで、ベジタリアン・ナシチャンプルー風のナシ・グデを食べる。クブクはベジタリアンが中心で、ご飯は分付きの赤米、クルプックも大豆入りの植物性。そして、ここで一番おいしいのは、ナンカの煮ものである。ナンカはジャックフルーツ。これをうまく煮ると、ちょうどマグロのトロを煮たような食感になる。このほか、モヤシとカンクンの炒めもの、ゆでたインゲンなどが入っていた。それに、水底はパンプキンスープをたのむ。これは、シンプルな塩味で、ちょっとナツメグかなにかが入っていた。それに、ガーリックトーストがついている。
夕方、腹が減ったので、ザ・ヌードルズまで足を運ぶ。少々遠いのだが、ここは手打ちの麺とよくできた鶏スープを食べさせてくれる数少ない店である。ここで、鶏とフクロタケ、小松菜が入ったミーアヤムスペシャルを食べる。私は、トマトジュースを頼み、水底は、エス・テレラというものを注文。水底は練乳ドリンクだと思っていたらしいが、これは、かき氷に練乳をかけ、アボガドとナンカをたっぷり切り入れたものであった。
夜は、ガボールダンスを見たあと、BENDIに行き、今度は私が、鶏揚げとサツマイモフライを食べる。水底は、ミーゴレンすなわち焼きそば。
食:8時、JATIにて。フレンチトースト、フルーツ、紅茶。
食:12時、クブクカフェにて。ナシ・グデ(12000Rp×2)と、スイカジュース(3500Rp)、パンプキンスープ(6500Rp)と、パイナップルジュース(3500Rp)
食:16時、ザ・ヌードルスにて。ミーアヤムスペシャル(10500Rp×2)、トマトジュース(3950Rp)、かき氷(3850Rp)
食:17時、アンガサ(喫茶店)にて。私は、イリアンジャヤ・ミルクコーヒー(7500Rp)、水底はマンゴージュース(6000Rp)、エステ(6000Rp)
食:21時、BENDIにて。私は、ビール(7000Rp)、鶏揚げ芋揚げ(9500Rp)、メシ(1500Rp)。水底は、ミーゴレン(4000Rp)、フルーツサラダ(2500Rp)、レモンジュース(2500Rp)。
4月9日(金)
早朝市場に行く。3日に1度の大きな市が立つ日で、生きた鶏や豚、家鴨や鳩などがずらりと売られている。みんな観光客などに構う余裕はなく、真剣に自分が目当てとするものを買っては、頭の上に大きなかごをかついで、バイクやベモで帰っていく。どの顔も真剣そのもの。なかには、周辺の村でワルンをやっているらしいおばちゃんたちの集団が、さまざまなまとめ買いをして、軽トラックに乗り込んでいたりもする。
午前中だらだら過ごし、午後はネカ美術館へ行く。夜は、サダ・ブダヤのバロンダンス。JATIのクトゥ君にどこのワルンがおいしいか、いくつかアドバイスを受ける。明日から、それに従ってみたいと思っている。さて、JATIの1号室には、2〜3匹の先住者がいる。体長20〜25センチのトッケー氏であるが、いずれも鳴かない。つまり、メスであろう。ベッドの上にしきりと糞を落とすのが難点。顔の上には落ちないで欲しい。
食事は、朝食をJATIで、チーズと卵のジャッフル(ホットサンド)にフルーツ、紅茶。市場で水底が、緑色のお菓子を買う。餅のような食感に中は黒蜜ひたしのココナッツである。中国菓子の生菓子に似ている。昼は、ワルンでナシチャンプルーを食べる。鶏とナンカのスープ、豚肉、鶏肉、ソーセージ、ココナツと葉の煮まぜたもの、それにレモン汁を飲む。夜は、ジャラン・ラヤ・ウブドのパダン屋にて。チャベ(唐辛子煮)が全然辛くないのが残念。それにしても、サンバルがほとんどどこでも売られておらず、料理も全般に辛さが抑えられているのはなぜだろう。この10カ月で何があったのだろう。
食:9時、JATIにて。卵とチーズのジャッフル、フルーツ、紅茶、市場で買った緑色のお菓子(2000Rp)。
食:12時、ワルンカチュにて。ナシチャンプルー、エス・レモン(合計14000Rp)。
食:16時、ガルーダ豆。
食:18時、パダン屋にて。私は、テンペゴレン、アヤムゴレン、コロッケ、チャベ、サユル(野菜)、ソース、エス・テ(アイスティー)、水底は、私のアヤムゴレンの代わりにルンダン(牛肉の柔らか煮)。(しめて、13500Rp)。
4月10日(土) 晴、曇
水底は、本人いわく「女の風俗」であるマッサージへ。全身マッサージと花が浮かんだ湯あみなど2時間たっぷり過ごしてきた。私は、その間、日本人向けツーリストサービスで借りた椎名誠の「シベリア追跡」をJATIで読む。すでに、こちらに来て4冊の本を読んでいる。だらだら過ごすにはとてもよいのだ。
午後は、買い物。竹風鈴を購入。
夜は、チャロナランダンスを見にマワァン村へ。今回の観客は、我々ふたりと、アメリカ人のカップルふたり。マワン村のチャロナランダンスは、とても素朴である。最初に、ふたりの女性とひとりの聖職者が登場し、祈りをささげ、生卵を割ったり、椰子の実を割ったりする。次に、木のウロに打ち木を挟んだ低い音を出す鈴のような楽器を持った集団が現れ、その単一の音をうまく使ってリズムを奏でる。彼らが去ると、たいまつを持った男たちの大集団が踊りながらガムラン隊とともに登場し、しばらくステージを回ったあと、下手から退場。そして、劇がはじまる。
5人の女性が踊り、猿が登場し、茶々を入れる。
ふたりの村人が登場し、喜劇を演出する。
ふたたび、猿が登場し、その村人が猿を殺す。
殺された猿を笑わせながら解体し、運び出す。
ふたりの村人が再登場し、ランダの娘も登場。
その後、村人、王様、ランダ、変身した5人の踊り手、病人、葬式の列などが次々に登場し、村が疫病に冒され、村人が困り果てている様や、王が、その原因を探り、ランダを追い払おうと努力する様が演じられる。とりわけ、葬式の列と音楽は、本物の葬式以外で見たり聞いたりする機会はない。
最後は、クバヤを着た村の女性たちの大集団が舞台の先にある寺院に、お供えものを頭にかついで入っていき、舞台には、それまで劇を見学したり、劇に参加していた子どもと男たちがあぐらを組んで座る。そして、ひとりひとりに聖職者が聖水を与え、村人を浄化する。とりわけ、不浄なものに狙われやすい子どもたちは、正式の形であろう数度ささげた両手に聖水をいただき、口にし、頭にいただく儀式を真剣に執り行う。
全員が済み女たちが、寺院を後にしたところで、チャロナランダンスは終わり、我々も席を立つことができる。
週に2回、これが行なわれているわけだが、これは、見せ物であると同時に、村の儀礼でもある。村の中でも相当数の人々がこのチャロナランに登場している。商売では、決して採算が合うものではない。基本は、村人の行事なのであろう。
それゆえに、将来までこれが続くかどうか、少々心配でもある。
こんな、踊りの原点を見ずにウブッを去るのはもったいない。ぜひ、見て欲しいのだが、今回は4人、昨年見たときはたしか10人もいなかった。残念である。送迎付きであるし、決して夜遅くなることもない。ウブッの近場で行なわれる劇やダンスと変わらない時間に戻れるので、機会があれば、他をさしおいても見て欲しい。なぜなら、他のダンスは、時に日本でもみられるが、チャロナランばかりは、その村に行かなければ見ることができないのだから。
さて、食事である。朝は、JATIのバナナパンケーキ。昼は、クトゥ君に教えてもらったデワ・ワルンに。キッチンにはコンロがひとつだが、バリ料理、中華、スパゲッティなど、メニューは豊富。ちょっと混むと忙しい。ナスのカレーを食べる。ニンニク、ショウガ、セロリ、長葱、ニンジン、ナスに、コショウ、塩、ターメリック、コリアンダーぐらいのスパイスで、黄色く、とろみがつけられていて、パッと見には日本のカレーっぽい。しかし、味は、コショウが効いたあっさり味でおいしい。ここは、NO MGSの店である。つまり、グルソーを使わないのだ。驚いたことに、油はココナツ油ではなく、ゴマ油とサラダオイルをブレンドしたような感じだった。安くて、おいしい店である。
夕方、ハノマン通りがウブド・ラヤ通りに突き当たる交差点の土産物屋の2階にあるベジタリアンレストランに入る。ここのナシチャンプルーは、テンペとタフを細切りにして揚げたものとモヤシや野菜をいためたもの。なかなかうまい。水底は、テンペとタフを三角にして揚げたものを食べた。
さらに、夜、アリレストランに行き、ちょいと酒を飲む。ウブド・スペシャルという、ブルムにレモンジュースを混ぜたもの。それに、豚肉のナシゴレンを食べる。これには、豚肉、葱、玉ネギ、卵が入っている。ケチャップ味。水底は、お腹がすいていないと言いつつ、ナシソトアヤム、つまり、鶏スープに白ご飯、さらには、ピサンゴレン(バナナ揚げ)まで食べる。おそれいった。
食:9時、JATIにて。バナナパンケーキ、フルーツ、紅茶。
食:12時半、デワワルンにて。私は、ナスカレー(3000Rp)、バナナジュース(1500Rp)。水底は、テンペトマトソース・メシ付き(3000Rp)、パイナップルジュース(1500Rp)、ピサンゴレン(2500Rp)。
食:17時半、ベジタリアンの店にて。私は、ナシチャンプルー(4500Rp)、エステ(1750Rp)。水底は、サテ・KAZIKAZU(4500Rp)、パパイヤジュース(1750Rp)。
食:21時、アリレストランにて。私は、バビナシゴレン(6000Rp)、ウブドスペシャル(4000Rp)。水底は、ナシソトアヤム(6000Rp)、ミックスジュース(3500Rp)、ピサンゴレン(3500Rp)。
4月11日(日) 晴のちちょい大雨
おばちゃん店で大量の買い物に挑む。作ってもらっておいたパンツや子供用クバヤをはじめ、サロン、シャツ、巻スカートなどなど。意地になって買う。合計550000Rp、ところが、別の場所で日本人の女性ふたり組が会話をしているのを聞いて愕然とする。値切っても10万円!はするビーチのホテルスイートに1泊するだの、カードで後から明細が来るけど、3000円ぐらいのがいくつもあるって感じね、とか。えっと、3000円とは、210000Rpぐらいだよな。で、10万円となると、えっと、7000000Rp。ちなみに、ほとんどお土産を買い終わり、現在までに両替しているのが4万円で、2800000Rp。70ドルのヌガラ行きジェゴグを加えても、3400000Rpで、おそらく、あと5千円も両替すればよいのである。ふむ、同じ日本人でも持っている者は持っているなあ。
この他、ふたつのスーパーで200000Rpほどの買い物をする。すごいや。大袋2袋である。買ったのは、石けんやガルーダ豆など。1個1個は50円や100円であるが、つもりつもって、3千円近くになった。買い物の詳細は水底の日記に詳しい。次回のバリ本に掲載される予定なので、それまでお待ちを。
この日は、ワヤンクリッを見に行く。オカ・カルティニというギャラリー&ホテルで開催されるのだが、昨年同じウブッで見たもうひとつのワヤンクリッとは異なり、最初に英語で影絵のキャラクター説明がされ、とても分かりやすい。また、難しいシーンは少なくして、善と悪の戦いを長くしてあるので、子どもにも楽しめる内容になっている。
食事の方は、朝、JATIで、フレンチトーストを食べる。昼は、ワルン・オカのバビグリン(子豚の丸焼き)定食を食べる。ここは、前回よりもさらに混雑していて、地元の人、中国系観光客、観光ガイド、それに、一部の日本人が入っている。もちろん、この店にはイスラム教徒は来ない。さらに、犬も待ち構え、てんてこまい。しかし、ここはうまい。豚肉、パリパリの豚皮、豚の血などのソーセージ、内臓肉、それに、ココナッツと葉の混ぜ物と唐辛子。メシも大盛りでよい。インドネシア語しか通じないのが難だが、なんとか一度は食べる価値のあるメシ屋である。
夕方は、山羊屋を再訪。やはりうまい。JATIの従業員であるクトゥ君は、ここの山羊内臓スープは嫌いらしいが、串焼きのサテ・カンビンは大層お気に入りであるという。一度は、10000Rp分もサテだけを買い求め、自分の部屋でスプライトを飲みながら、メシも食べずにサテばかりを食べたという。
そのクトゥ君に聞いたのだが、ここでは、鶏、牛、豚のほか、山羊、犬、馬、カエル、ヘビ、家鴨、鳩、雀と、獲れるものは大抵食べるという。食べないのは猫だけだと言う。また、川魚、川エビも好むらしい。この水が豊かで、米がとれ、ココナツやバナナ、多彩な果物と南国の生物に満ちた土地では、実にすばらしい食生活を楽しむことができるようだ。現に楽しんでいるように見受けられる。ただし、人前で欲望を表に出すのは失礼であり、皆、こそこそと食べている。家族でも一緒に食事を取ることがないというあたり、徹底している。一方で、善い神、悪い神へのお供えものは豪華であり、食べられるものである。これらが、お供えということで、毎日大量に捨てられ、犬猫を喜ばせている。やはり不思議な土地だ。
ところで、ワヤンクリッの後、オカカルティニに近いパダン料理屋でお弁当であるナシ・ブンクスをつくり、持って帰って、今日4度目の食事をしている。ここのパダン屋は安くておいしいとクトゥ君に教わっていたのだ。たしかに味はよく、安く、メシは多かった。しかも、スイカの切り身をおまけにつけてくれるという親切ぶり。隣の屋台では揚げバナナのピサンゴレンを売っていたのでそれも買って食べる。
残り少ない日数なので、胃の具合を確かめつつ、できるだけおいしいものをたくさん食べておこうと思っている。
食:8時、JATIにて。フレンチトースト、果物、紅茶。
食:12時、ワルン・オカにて。バビグリン(子豚の丸焼き)定食、エステ。(ふたりで合計16000Rp)
食:17時、ヤギ屋にて。カンビン(ヤギ)定食。ソトとサテとナシ、湯さまし付き。(ふたりで合計14000Rp)
食:18時、ブッダカフェにて。私が、ミックスフルーツラッシー(5000Rp)、水底がハニーラッシー(5000Rp)。
食:22時、パダン屋でブンクス、JATIにて。私が、コロッケ、テンペゴレン、鶏煮、野菜、唐辛子、ソース。水底が、オタック(羊の脳みそ)、テンペ煮、アヤムゴレン。(合計13500Rpにおまけのスイカ)、ピサンゴレン小5つ(1000Rp)
4月12日(月) 終日晴
雨が降らなかった。次第に雨季が終わりつつある。雨期の終わりにバリ島を訪ねて思ったのだが、来るなら乾季か、乾季の終わりがよい。一昨年、はじめてバリ島を訪ねた10月末というのは、とてもよい季節だったのだ。雨季の問題は、あたりまえだが、雨が降ることである。とりわけ、夕方に降る。そのため、肝心の踊りに大きな影響が出るのだ。まず、野外でしかできないものが中止になる。また、通常野外で行なわれるものが、屋根付きの場所にかわり、たいてい狭くなるので、踊りが小さくなる。また、ガムランの音も屋根でこもってしまい、興がそがれる。
雨が降るのをぼうっと見ているのは、風情としてよいが、洗濯ものは乾かない。
雨は嫌いではないが、今年のバリ島は、唐辛子が不作になり、高騰するほど雨が降ったそうだ。それで、サンバルも品不足だったのだ。なるほど。それは大変だろう。昨年は、雨が降らずに困り、今年は、雨で困っている。世界中、どこも異常気象である。異常気象というか、人間の思うような理想の季節はめったに見ない。
さて、今朝も早起きして市場に行く。市場はいい。人がいきいきとしている。売り手も買い手もさまざまで、見飽きることがない。ここで、スモークチキンのご飯屋に行き、ナシチャンプルーをふたつブンクスしてもらう。人気の店であり、行ったときはちょうどご飯が切れていた。数分待つと大きな編みかごに山盛りのごはんがどこからともなく運ばれてくる。しかし、優に2升をこえる炊いたご飯を、若い娘が頭の上に乗せて運んでくるのだ。もちろん、バリ米を湯炊きしてあるのだから、日本のごはんよりもパラパラになる。ちょっとでも傾けば、メシ山の頂上あたりは崩れるかもしれない。幼い頃からの鍛錬であろうが、首が太くなるわけではない。すらりとしたままに、力仕事をこなす。なんとまあ。
一日中あちらこちらを歩き回る。
食事は、朝が、そのブンクス。スモークチキンの肉や皮、軟骨、塩卵の黄身、煮た鶏、それにインゲンとココナッツを和えたものとご飯。それと、水底が市場で買った、餅のようなお菓子。4種類買ったが、3つは、ココナッツまぜ黒蜜入り。ひとつは、甘みのある味噌餅のようなもの。それと、JATIの緑色パンケーキにフルーツ、紅茶。よく食べた。
昼は、デワ・ワルンにする。先日、西洋人がスパゲッティナポリタンを食べていたので、それをご飯のおかずに選ぶ。さらに、私が先日水底が食べていたものを、水底は、先日私が食べたナスカレーに近い、テンペカレーを選ぶ。スパゲッティナポリタンは、一度麺を茹で、トマト、玉ねぎ、ニンニクたっぷりの甘いソースでその麺をしばらく茹でて、麺に赤い色をつけて出す。ご飯のおかずだ。
夕方、プリアタンの食堂で夕食。私はカレー味で鶏を揚げたものとご飯を食べる。水底は、ナシソトアヤム、すなわち、鶏のスープ春雨入りとご飯を食べる。このナシソトアヤムは、スープの中にご飯をどばどば入れて食べるのがよいとされている。水底好みの食べ方である。
踊りを見た後、カフェ・デワタに行き、軽く食べる。私が食べたミーゴレン、すなわち焼きそばは、白菜、ニンジン、さやインゲン、キャベツ、ネギ、ニンニク、鶏肉、エビが入り、麺はインスタントだが、野菜が麺より多くてよろしかった。水底の春巻はちょっと太めで、生地がパンケーキっぽかったが、これが、こちら風である。カフェの兄ちゃんと姉ちゃんがインドネシア語でいちゃついていたらしく、水底が言葉を理解して笑っていた。
食:8時、JATIにて。鶏ごはんブンクス(ふたつで5000Rp)、おやつ(1個200Rpを5個)、緑色パンケーキ、フルーツ、紅茶。
食:12時、デワ・ワルンにて。私がテンペトマト野菜ご飯定食(3000Rp)、レモンジュース(1500Rp)、水底がテンペカレー(3000Rp)、レモンジュース(1500Rp)、ふたりで、スパゲッティナポリタン(6500Rp)。
食:17時半、CIPTA RASA 食堂にて。私が、アヤムゴレンとご飯(6500Rp)、エステ(1500Rp)、水底がナシソトアヤム(3500Rp)、エステ(1500Rp)
食:21時、カフェ・デワタにて。私が、ビール(6850Rp)、ミーゴレン(7750Rp)。水底が、パイナップルジュース(4000Rp)、春巻(6250Rp)。
4月13日(火) 晴昼過ぎより雨、夕方には晴、星空
いよいよ最終日。最終日だからといってとりわけしなければならないことがあるわけでもない。JATIで朝食をとり、あたりをうろつき、スーパーに行き、ムンブルスでアイスクリームを食べ、アンカサでコーヒーを飲み、モンキーカフェでご飯を食べ、どこかの店で水底のワンピースを買い、雨が降りだし、ロータスレーンに逃げ込み、そこの高さに唖然として、うんざりしながらお茶を飲み、雨が小降りになったのでJATIに戻り、汗を流し、荷物をまとめ、APAに借りていた本を返し、ついでに、1冊プレゼントし、おばちゃんところであいさつし、ARIでご飯を食べ、部屋のチェックアウトをし、クトゥ君が4月23日に28歳になることなどを知り、パダン屋に行って、ご飯をブンクスしてもらい、戻ってJATIの親戚であるライさんに空港まで送ってもらい、芸術高校でインドネシア語を教えている彼といろいろ話し合い、そうして、空港に到着し、チェックインして、イミグレーションを通り、水底が求めていたある物を買い、ブンクスを食べ、深夜の飛行機を待ちながら、テレビを見ている、今。とりあえず、買うものは買い、食べるものは食べた。
これで、今回の休暇は終わる。
さて、また日本でお金をかせいでこちらでのんびりしよう。
食:8時、JATIにて。卵トマトホットサンド、フルーツ、紅茶。
食:10時、ムンブルスにて。私がココナッツアイス(7000Rp)、水底がナンカアイス(7000Rp)。
食:11時、アンカサにて。スマトラコーヒー(各7500Rp)。
食:12時半、モンキーカフェにて。バリ料理の小皿盛り合わせ二人分(20000Rp)、スイカジュース(2500Rp×2)
食:14時、ロータスレーンにて。私がマンゴージュース(9000Rp)、水底がジャワティー(7000Rp)。
食:17時、ARIレストランにて。私がナシチャンプルー(10000Rp)、レモンジュース(3500Rp)。水底が、アヤムゴレンとサツマイモ揚げ(10000Rp)、春巻(4500Rp)、ご飯(1500Rp)、エステ(2500Rp)。
食:21時、空港にて。(パダン料理をブンクス)、私が、アヤムゴレンとベルデゲル(コロッケ)、水底が、ルンダン(牛肉煮)とナス(ふたりで、14500Rp)
4月14日(水) 晴
早朝、機内でたたき起こされ、サンドイッチを食べてぼうっとしているうちに、日が昇りはじめる。それから、機内食。こちらは、オムレツとベイクドポテトにソーセージ、パンという西洋式。ほとんど食べずに残す。
日本に到着し、高速バスで新宿を経由して帰宅。ふう。
まずは、米を3合研ぎ、飯を炊く。あるものでごはんをつくる。塩ワカメを戻し、玉ねぎとともに味噌汁へ。コチュジャンとごま油を使って韓国風にしたてる。ひじきと切り干し大根を戻し、干し椎茸、ジャコとともに甘辛く煮る。玉ねぎと冷凍しておいた鶏皮も甘辛く煮る。それに、冷凍していた辛子明太子、プレーンオムレツを使ってご飯。唐辛子を使って少々エスニックを混ぜておいた。
夕方、買い物へ。
夜は、アサリ、玉ねぎ、ニンニクを使ったスパゲッティ。塩、唐辛子、コショウでシンプルな味付けに。それに、ポテトサラダをつくる。
本日の購入:人参、玉ねぎ、ジャガイモ、豆モヤシ、小松菜、大根、豚バラ肉ブロック、鶏もも肉、豆腐、納豆×8パック、油揚げ、アサリ貝
食:5時、機内にて。サンドイッチ、水。
食:7時、機内にて。機内食、お茶。
食:14時、ご飯、ワカメの韓国風味噌汁、切り干し大根とひじきの炒め煮、鶏皮と玉ねぎの炒め物、辛子明太子、オムレツ。
食:20時、ご飯、アサリのスパゲッティ。
12日、市場の鶏めしブンクス。うう、本当においしい。 | 10日、ベジタリアンの店で。豆腐とテンペ炒め。 |
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