1999年7月2週

13日の炊き込みご飯。おかずがなくてもおいしい

7月8日(木) 晴
晴れて暑いが、それほど暑くもない。都心よりも数度気温が低いこの地においては、同じ遺伝系列のカブトムシでも羽化が2週間ほど遅かった。涼しいのはいいことである。
車の12カ月点検に車屋に行ったり、レンジ台を水底友人からもらい受けに行ったり、郵便を出しに郵便局に行ったりして日が暮れる。
昼は軽く済ませる。夜はカレーを作ることにする。鶏のレバーが冷凍庫にあったので、これを解凍し、醤油と日本酒に漬け込む。ニンニク、ショウガを刻み、玉ねぎを刻む。クローブ、カルダモンと一緒に炒める。ずーっと炒める。その横では、煮干しと月桂樹の葉がぐつぐつ煮られている。玉ねぎがすべて黄金色になったところで、鍋に移す。煮干しはそのまま食べるので取り出さない。人参、ジャガイモを切り、炒めて鍋へ。サイコロステーキが冷凍庫にあるので、それも半分ぐらい入れる。あ、インゲンもあったので入れる。その後、レバーに油はね防止のための衣を軽くつけ、軽く揚げる。ごはんを土鍋で炊き、むらす間に、カレー鍋には、ルーを入れたり、レバーの漬け込み液を入れたり、ケチャップやソースを入れたりしておく。最後にレバーを入れてひと煮込み、それから、ししとうも入れてひと煮込み。で、できあがり。

宅配:そうめん、納豆、油揚げ、豆腐、ジャガイモ、玉ねぎ、ピーマン、みず、バナナ、人参、トマト、カボチャ、インゲン、レタス、葉っぱ、ししとう、白桃

食:12時、ごはん、野菜たっぷりラーメン、かぼちゃの煮物、納豆。
食:21時、鶏モツカレー、麦入りごはん、かぼちゃの煮物、納豆、玉ねぎのぬか漬け。


7月9日(金) 曇
仕事。今日は涼しい1日。ベランダのトマトがひとつ色づいてきた。夕方、買い物に出る。
昼は、そうめんを茹でてカレーにかける。つゆでも食べてみる。案外おいしい麺で、少々太めだがつるつる、しこしこといった感じがある。昨日の宅配で届いたもの。
夜は、水底がアジ料理をこしらえる。小ぶりの3尾だったので、2尾を塩焼き、1尾を3枚におろして身をなめろうに、中を骨揚げにしてくれる。また、ジャガイモと冬瓜の煮物やナスと「みず」の中華炒めも。味噌汁は、ワカメと油揚げ。

購入:ヨーグルト、キュウリ、ナス、葱、アジ、コーン缶、黒オリーブ、牛乳、焼きそば。

食:12時、そうめん、ごはんの残り、カレー、カボチャの煮物、ナスのぬか漬け。
食:21時、ごはん、そうめんの残り、カレー、アジの塩焼き、なめろう、骨揚げ、ナスとみずの中華炒め、冬瓜の煮物、味噌汁、冷や奴、ナスのぬか漬け。



7月10日(土) 晴
ぬか床の調子がよい。そろそろ本格的にぬか漬けが食べられる。今年のぬか床は、地ビールを利用して、発酵を早くすすめてみた。生の酵母や酵素がたくさん入っているので、やはり仕上がりが早い。ついでに、ビオフェルミン(乳酸菌錠剤)を砕いて入れ、酵母と乳酸菌の力を利用。これって何かに似ていないかい? そう。腸内と同じ。ぬかという食物繊維たっぷりの素材、酵母、乳酸菌で香りよく発酵。そして、それを利用して野菜を漬けていく。よい腸内細菌を持つと、同じように、よいウンコができる。よいウンコは体の調子がよい証拠である。よいぬか漬けが、よいぬか床の証であるように。
ちなみに、ぬか漬けでは、水底はナスが好きで、私はキュウリが好き。
スパゲッティな1日。水底が、トマトと黒オリーブとバジルでソースをつくり、ナスを素揚げして、スパゲッティとあえる。また、昨日夜にこしらえてあった、インゲンをトマトとオリーブオイルとニンニクでしっかり味つけした冷菜をいただく。
夜は、残ったパスタ麺を私が炒める。ピーマン、人参、玉ねぎ、ニンニクにケチャップとソース。喫茶店の味がする懐かしのスパゲッティである。伸びているところがまたよし。夜の味噌汁は、油揚げ、人参、カボチャ、ジャガイモ、レタス、葱入り。

食:14時、残りご飯、スパゲッティ・ナストマトオリーブ、インゲンのトマト冷菜、冬瓜とジャガイモの煮物、ナスとみずの中華炒め、カレー。
食:22時、ご飯、味噌汁、イタリアンスパ、インゲンのトマト冷菜、冬瓜とジャガイモの煮物、ナスとみずの中華炒め、カレー、納豆、ナスのぬか漬け。



7月11日(日) 雨
朝の内、すぐ近くの木でウグイスが美しい声を響かせていた。アオサギはあいかわらずのだみ声で、ぐえぐえ叫びながら飛び回っている。雨はときに強く、ときに弱く降り続いている。午後、しばらくは薄日も射したがやがてまた雨になった。
雨なのに、部屋の大掃除を決行。本棚の残りが少なくなっていることにあぜんとする。ここに移ってきて半年、たくさん本棚を買い足したつもりだが、足らないとは。
本日の味噌汁は、昨日の夜と同じ具。夜は油揚げがなくなったので、変わりに菜っぱを足した。毎回作り直しているのだが、ほとんど同じなのは、そういう野菜しかないからだ。卵が余っているので、オムレツをつくる。夜は、シシトウ、葱、魚肉ソーセージを混ぜてお好み焼き風に焼いたもの。
インドネシア麺が出てきたので、茹でてみる。スープはレモングラスの香りがする。容量は日本の3分の2弱か? 軽食といったところ。

食:12時、ご飯の残り、味噌汁、プレーンオムレツ、キュウリのぬか漬け、インゲンのトマト冷菜、カレー、冬瓜とジャガイモの煮物、イタリアンスパの残り、なすとみずの中華炒め。
食:22時、大麦入りご飯、味噌汁、スタッフドオムレツ、サンマの蒲焼き(缶)、梅干し、キュウリのぬか漬け、インドネシアインスタント麺。



7月12日(月) 曇
本日は水底がご飯担当。私は仕事で追いつめられている。
カブトムシは、かごの中でぶんぶん騒いでいる。
スズメバチがまた出た。
蝶々も出ている。
昼、稲庭うどんを食らう。ごまと大葉を薬味にして食らう。昨日の残り物と合わせて食らう。
午後、買い物に行く。水底がぼた餅を買う。
夜は、石持の塩焼き。カボチャ、人参、ピーマンと、韓国春雨でチャプチェ。トマトとカマンベールチーズの卵炒め。油揚げとジャガイモとワカメの味噌汁。キュウリのぬか漬け。

購入:石持、ショウガ、鶏手羽先、焼きそば、キャベツ、柿の種、ぼた餅。

もらい物:ビールセット。


食:10時、バナナ(私のみ)
食:13時、稲庭うどん、ご飯、キュウリのぬか漬け、サンマ缶の残り。
食:17時、ぼた餅。
食:23時、石持の塩焼き、ご飯、味噌汁、ぬか漬け、梅干し、卵炒め、チャプチェ。



7月13日(火) 雨
1日中、会議などで外出。久しぶりに水底がお弁当をこしらえてくれた。昆布のおにぎりと、梅干しのおにぎり、それに、キュウリのぬか漬け。とてもおいしい。米は、シンプルに食べるのが一番おいしいのかも知れない。米と塩、とかね。梅干しとぬか漬けも自家製なので、お手製度は高いぞ。
1日中大雨。
夜は、水底が炊き込みご飯を作りたがるのでおまかせする。油揚げ、椎茸、人参、ごまの炊き込みご飯である。それに、ワカメとジャガイモ、団子などの味噌汁。鶏の手羽先と人参とジャガイモを甘辛く煮たものも出て、本日はご飯の日。

食:7時、ご飯、味噌汁、梅干し、ぬか漬け、チャプチェ。(私のみ)
食:12時、おにぎり、ぬか漬けキュウリ(お弁当、私のみ)
食:12時、何か食べたようだ(水底)
食:21時、炊き込みご飯、味噌汁、鶏と野菜の煮物、チャプチェ。



7月14日(水) 雨
数日前からひぐらしが鳴いている。まだ、ミンミンゼミなどの本格的な夏声は聞かないのだが、夕方にはひぐらし、そして、夜には秋の虫、さらに明け方にはさまざまな鳥の鳴き声やはばたきが聞こえる。そういうところに暮らしている。
キャベツだけのシンプルな焼きそばを作って食べる。これはこれでおいしい。キャベツと麺とソースの相性が実によい。炒める時に、強火でキャベツをしゃきっとさせ、水を出さないことがポイントである。麺も袋ごとお湯につけるなどして温めておくとぱらりとなる。短時間でぐわぐわと中華鍋をふる。するとぱらりとした焼きそばができあがるのだ。
夜は、水底妹を呼び、鶏の丸焼きとする。中にナッツピラフを詰めて、オーブンで1時間ほど焼くのだ。この手の「男の手料理」は、水底の得意とするところ。茹でキャベツを敷いて、肉汁でつくったソースをつけながらいただく。私は、もらいもののビールを飲む。

食:14時、焼きそば。
食:20時、鶏の丸焼き、ご飯、炊き込みご飯の残り、マカロニサラダ、キャベツのぬか漬け、ごま梅鰹、鶏煮物の人参とジャガイモ。


9日のなめろう。飯の種。 9日のナスとミズの中華炒め。緑色のがミズ。
11日のオムレツ。というより卵焼きですなあ。 14日。ご存じ、ローストチキン。くうううう、うまい!

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