1999年10月2週

水底の手作りロースハム。本物です。 水底の手作り食パン。

10月8日(金) 曇り
雨は降らないが、曇っている。少々風邪気味。パソコンが辛い。昨日、水底がごそごそしている。燻製をしているらしい匂いがする。その後、ぐつぐつ何かを煮ている。ずいぶん経ってからハムを持ってきた。自家製ロースハムである。
そこで、午後遅く、インスタント味噌ラーメンをつくる。キクラゲ、白菜、ジャコ、葱、人参、それに自家製ロースハムを入れる。これと、ご飯とキムチ。
夜は、ハムライス。ハムを刻み、黒コショウ、塩だけで調理したチャーハンである。うまい。それに、コーンクリーム缶を利用し、ニンジン、玉ねぎ、セロリ、ハムのコーンスープ。ジャガイモをゆで、ニンジン、玉ねぎ、ニンニクを炒めてポテサラをつくる。
このところ毎日梨を食べている。食欄には記載していないが、あと2週間は梨を食べ続けられる。贅沢な日々。

食:14時、ご飯、味噌ラーメン、キムチ、ジャガイモとカボチャ。
食:23時、ハムライス、コーンスープ、ポテサラ、ジャガイモとカボチャ。



10月9日(土) 曇り
晴れるとの予報だが曇っている。
午後遅くにスパゲッティを茹でる。セロリ、玉ねぎ、人参、ピーマン、シシトウ、ハムとニンニクを炒め、醤油、ウスターソース、水、クミン、顆粒スープで味付け、ゆでたスパゲッティを合わせて卵を落とし、半熟状態にぐちゃぐちゃとからめる。田舎風焼きうどんのスパゲッティという感じの味。
夜は、水底がご飯を炊き、生落花生をミキサーで砕いて、豆腐と油揚げ、葱の味噌汁をつくる。水俣シリーズである。さらに、パプリカとセロリを自家製ロースハムと一緒に塩、コショウで炒めたもの、大根とワカメのサラダが添えられていた。
ご飯は大麦入り。最近の我が家は、大麦、もち粟、砕きもろこしのいずれかを入れている。やはり大麦入りが一番口に合う。

食:15時、スパゲッティ焼きうどん風、ポテサラ残り。
食:22時、ご飯、ピーナツ味噌汁、納豆、冷や奴、パプリカとセロリのハム炒め、大根とワカメのサラダ、キムチ。



10月10日(日) 晴
体育の日。晴れた。そこで散歩に行く。すぐ近くにとても広い公園があるのだ。農業者大学校の近くと言っておこう。
午後遅くになって、水底がそばとうどんを茹でる。焼きエビと干し椎茸のだしつゆ、すりごま、海苔、葱、ショウガでいただく。アオノリを入れてみるとこれもうまいのでいただく。なすとルッコラの味噌炒めもいただく。ルッコラは、プランター製。
夜は、昨日のご飯を炒めて食べる。セロリ、玉ねぎ、シソの実、つぼ漬けでシンプルに。サツマイモとリンゴを醤油、砂糖で煮る。手軽でおいしい。デザートに、ご飯のおかずに。水底が買っていたカップ麺をふたりで分けて食べる。ひとつの皿に汁を除くおかずを全部入れて食べる。ナシ・チャンプルーである。
水底と会話をしていて思ったのだが、カップ麺やインスタントラーメンを「身体に悪い物がたくさん入っている」と感じている人は多い。実は、内容成分に特に問題があるわけではない。グルタミン酸ナトリウムと塩が多いため、ナトリウム塩の取りすぎになるのと、それ以外に食べなければ栄養がかたよるというだけである。まあ、カップ麺で言えば、容器のプラスチックがスープに溶出して、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)などの恐れがあるということかな。小さな子どもや育ち盛りの子どもが、これらばっかり食べているのは大きな問題です。なにごともバランスが肝心、肝心。

食:16時、そば、うどん、なす炒め。
食:23時、炒め飯、サツマイモとリンゴの煮物、黒豆、キムチ、なす炒め、カップ麺。



10月11日(月) 晴
振替休日。世間は休みである。我が家は休みなんだか、忙しいんだか。水底が以前に書いていた漫画をまとめようと思い、スキャナで読み込み、レイアウトをする。
水底は、粉をこねて食パンを焼いていた。
昼は、冷凍してあった豆と卵のキッシュを焼き直して食べる。夜は、鶏肉、白菜、大根、里芋で鍋。

食:15時、キッシュ、リンゴ、ナシ。
食:21時、鍋、ご飯、春雨とワカメとタマネギのサラダ、サツマイモとリンゴの煮物、キムチ。



10月12日(火) 晴
日中30度近くまで上がる。10月に入り夏日は4日目という。暑い。ちまたには、おでん、牡蠣フライ、サンマ、栗、柿などの看板やのぼりがでているのに、どうしたわけだ。昨日は鍋を食べたのに。昼、昨日の鍋汁にご飯を入れ、ぐつぐつ煮てから卵を溶き入れる。食べてから打ち合わせのため外出。聞くと、今日から中学校などでは衣替えらしい。うんざりであろう。帰りに水底と待ち合わせ、買い物など。
たまにはということで、持ち帰り寿司を買う。おやつがわり。
先日、指数的に人口が増えていると書いたが、国連機関の発表では60億人を突破したらしい。人口増加のグラフを見ると、めまいがする。明らかな破局曲線。刻一刻と生命集団としての破局を迎えようとしている私たち。その死点までに突破口は開くのだろうか。そして、私は破局を見ることになるのだろうか。

購入:キュウリ、ニンジン、サバ、牛乳、みりん、持ち帰り寿司。

食:12時、おじや。
食:18時、持ち帰り寿司。



10月13日(水) 晴
今日も暑い。今日も、戦闘機が飛び回っている。昨日、パキスタンで軍事クーデターが起こる。詳細は不明だが、大きな混乱にはなっていないらしい。しかし、空港などは閉鎖されている。
午後、自家製ロースハムとキュウリで冷やし中華を食べる。うまい。夕方、吉祥寺に行き、かつての同僚たちと水底の女性3人に囲まれてネパール料理屋へ行く。ネパール、インド、パキスタン、中国、タイ、ベトナム、バリなどの旅行話や、航空会社の話、機内食の話などで盛り上がる。ベトナムのフランスパンサンドイッチやベルギーのムール貝とフライドポテトの山盛りなどが食べたくなる。
店は、愛想のいい兄ちゃんがいてなごむ。干し野菜のカレーというのがあった。信州の野沢菜漬け古漬けと干し大根、ひじきを水で戻して炒めて煮込んだ感じ。酸味があり、ニンニクも唐辛子も効いているが、あっさりとした風。ご飯やナンにつけて食べる汁物はなんでもカレーだから、これもカレーだが、とても安心する味である。ご飯によく合う。ここで、ビールとどぶろくを飲む。ご飯もしっかりと食べた。小さな店だが、他に客もなく、タバコの煙に悩まされることもなかった。よい店である。タバコといえば、昨日、久米宏氏が辞めたニュースステーションにジャッキーチェン氏が出演していた。その中で、「自分が作る映画では、タバコのシーンはひとつもない。映画の影響は大きいのだから」と言っていた。すばらしいではないか。あんなに楽しい映画を作りながら、こういう芯が通っていることに敬服する。日本のテレビも少々見習ってみてはどうか。スポンサーの影響を受けてばかりでは、つまらんだろう。

食:14時、冷やし中華。
食:17時〜、タンドリーチキン、小龍包のようなもの、サモサ、サラダ、ご飯、ナン、ナンのバリエーション、豆カレー、干し野菜カレー、ビール、どぶろくなど、ネパール料理屋(外食)


10月14日(木) 晴のち雨
日中は30度近くまで上がる。夕方雨が降り出してから急に肌寒くなる。打ち合わせで外出。パンに缶詰のサンマを乗せて焼いて食う。水底は寝ている。夜、帰宅し、水底がつくった飯を食う。水底お気に入りのピーナツ味噌汁には、豆腐、油揚げ、葱が入る。ピーナツは生落花生をミキサーでひきおろして一緒に煮たものである。

宅配:豚バラ肉、納豆、豆腐、油揚げ、卵、洋なし、長ネギ、里芋、レンコン、バナナ、白菜、チンゲン菜、キュウリ、枝豆、ニンジン、キノコ。

食:12時、パン、サンマ缶、コーンとハムの炒め物残り。
食:21時、ご飯、ピーナツ味噌汁、しめさば、里芋と油揚げの煮物、冷や奴、納豆。


ワカメとタマネギのサラダ。ちょっちピリカラ セロリとハムとカラーピーマン。塩炒め
里芋と油揚げの煮物。エビは焼きエビという干しエビ 水底作のしめさば。おいしいよお

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