2000年7月3週
冷やし中華。蒸し鶏と揚げナス。これでしょう。

7月15日(土)
晴れ。仕事。晴れている。疲れている。食欲もあまりない。出れば食べるというところ。昼は、水底に遅れてハヤシライスを食べる。夜、水底が冷やし中華をこしらえる。キュウリ、トマト、茹で鶏が乗っている。揚げナスとシシトウを三杯酢に漬けたもの、揚げジャガイモがでる。シシトウは自家製である。おいしい。

食:15時、ハヤシライスにジャガイモ、ピーマンを入れたもの、冷や奴。
食:23時、冷やし中華、インゲンのサラダ、冷や奴、揚げジャガイモ、揚げナスとシシトウの三杯酢。


7月16日(日)
皆既月食。曇り。部屋を片づける。あまりに汚い。本が溜まりすぎたので、本棚をさらに設置。まだまだ本棚を置くスペースがある。が、そろそろ部屋が狭くなってきた。食欲があまりない。昼、水底がそうめんをつくり、食べる。夜、水底が和風スパゲッティをつくり、食べる。和風スパゲッティは、おろしダイコン、ねり梅、海苔、ダイコン葉のおひたしが薄口醤油味でまとめられているもの。梅がおいしい。
今世紀最後の皆既月食。一度ベランダからほぼ地球の影に隠れた赤い月を見る。その後、外のダストボックスにごみを出しに行ったついでに、地球の影から離れはじめた青い月を見る。そのまま徹夜したので、明け方西の空、富士山の方向に沈みゆく赤い満月を見る。私は環境問題や食糧問題に関心がある。しかし、同時に、人類が月や火星やもっと遠くの世界に足を運ぶ姿にも希望を持っている。人類が月に立ってから四半世紀が過ぎようとしている。21世紀、宇宙ステーションもまだできていない。火星への有人飛行もできていない。軍事的緊張からはじまった月への到達は、早すぎる夢だったのか。しかし、今、宇宙ステーションの建設がはじまっている。火星の無人探査も進んでいる。私はもう35を過ぎたけれど、生きているうちに有人惑星探査がはじまるのを見ることができるだろうか。

食:15時、そうめん。
食:22時、和風スパゲッティ。


7月17日(月)
徹夜明けで、新橋の事務所へ。カブトムシを里子に出す。
ご飯を炊く、牛肉とピーマンとキャベツの炒め物、油揚げとネギのキツネ丼卵抜き頭、ご飯、ダイコンとネギとニンジンとジャガイモの味噌汁。
キャベツと豚肉とタマネギの焼きそば、キュウリとマカロニのサラダ、味噌汁の残りにタマネギを入れた。

購入:豚バラ肉、ヨーグルト、焼きそば麺、キュウリ、小松菜、オレンジジュース、柿の種、コロッケ。

食:12時、ご飯、味噌汁、チンジャオロース風な炒め物、キツネ丼頭、キュウリの漬け物。
食:20時、焼きそば、ご飯の残り、マカロニキュウリサラダ、キツネ丼頭、牛肉ピーマン炒め物、味噌汁。


7月18日(火)
自宅で仕事。その後、新宿で印刷用原稿を渡す。水底と食事と、買い物をして帰宅。何の変哲もないチキンカレーを作る。トマトとトマトジュースをたっぷり入れて酸味を出す。水底の明日からのおかずにもなる。

食:14時、台湾麺、ご飯。水底はナスの肉味噌炒めなど(外食)
食:22時、カレーライス、マカロニキュウリサラダ残り、焼きそばのこり、キツネ丼頭のこり。


7月19日(水)
午前4時、S氏とともに北に向かって出発。朝、関越自動車道で水底作のおにぎりを食べる。新潟の加茂市に行き、提携米生産者グループのほ場確認会。精米所と4人のほ場を見ながら質問を続ける。炎天下、外に出ているのは我々だけである。確認会後、皆は新潟駅から鶴岡駅に特急で。私のみ、自家用車でせっせと7号線を上る。温泉宿に到着。用意してあったご飯を食べ、風呂に入って、ふたつの生産者グループと交流会。ほとんどの人に面識がある。冷凍してあった昨年産の枝豆などを食べる。その後、4人部屋でしばらく話をする。日記をつけようとモバイルギアを開けたまま眠りこける。

食:7時、おにぎり。
食:12時、ところてん、ざるそば(外食)
食:17時、立ち食いそば(外食)
食:20時、ご飯、刺身、あゆの塩焼き、茶碗蒸し、ハマグリの吸い物、もって菊のおひたし、小ナスの漬け物、野菜とエビの煮物(外食)


7月20日(木)
曇りのち晴れ。朝ご飯を食べ、車で秋田の山本町へ。私の車は禁煙車。もう一台、レンタカーを借りたが、こちらは喫煙車となる。秋田の生産者宅で昼食を準備していただく。昨年、水底とお邪魔した時もいただいた、おいしいキリタンポである。食べても食べても量がある。もうしわけない。腹がふくれる。田を見た後、畑も見せてもらう。大豆は順調に育っていた。草ぼうぼうの畑があったので、休耕かと聞くと、人参畑だという。どこに人参が生えているのかともう一度目を皿のようにして草むらを見ると、確かにところどころに人参の葉が草の葉と葉の間から顔を出していた。確かに、忙しかったり、体調を悪くしたりと、大変な春を過ごされたのだからやむを得ないのだが、これを畑というおおらかさに皆気持ちよさを感じる。別のところから来たある生産者は、これでいいのならば、俺ももっと楽にしよう、と感心していた。皆で畑を見て楽しく笑った。実際には、収量が減って大変なことであるのだが。
その後、山本町の温泉に入り、大潟村に行く。大潟村で、生産者らと懇親会。村長選が近く、その話題で盛り上がる。

食:7時、ご飯、味噌汁、納豆、鮭、冷や奴(温泉場の朝食)
食:13時、ご飯、キリタンポ(だまこもち、うどん)、おはぎ、キュウリの漬け物、焼きナス、ナスの漬け物
食:20時、ビール、鶏の唐揚げ、枝豆、ご飯、刺身、味噌汁、すき焼き(温泉場)


7月21日(金)
大潟村は晴れ。田んぼをまわり、もみ殻をひとふくろ入手。八郎潟駅で東京方面に帰る3人と別れ、遊佐町へ。途中、タンメンがおいしいという中華料理屋に行く。たしかにおいしい。私は、ふつうのタンメンを頼んだが、残りの3人は肉タンメンを注文。豚肉と鶏肉の「タン=湯」麺であった。もちろん味はまったく違う。遊佐の田んぼを見てから、山形県最上町へ。明日からの里地イベントに参加するため。ひとりで運転しているのでどっと疲れる。到着し、小学校の旧校舎に宿泊。風呂は、地域の洗い場に。湯温30度だという。寒い。ホタルが飛んでいた。洗濯もする。ドジョウ汁をいただく。大きな麩と卵、ネギが入っている。醤油味。美味。ご飯が欲しい。

食:8時、カレイの漬け焼き、豆腐、ご飯、味噌汁、海苔、漬け物。(外食)
食:13時、タンメン、ご飯。(外食)
食:21時、キュウリ、ドジョウ汁。


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