2003年5月18日〜24日

油揚げをのせたうどん。ほうっとする味 だったんそば。微妙な色

5月18日(日)
曇りのち雨、肌寒い。晴れ間のない日が続く。洗濯物がたまってしまい、とうとう洗濯してしまう。夜、雨が降る。自宅で仕事。
水底の誕生日。昼はカレー。夜はカレーときつねうどん。水底のリクエストに応える。
うどんは、煮干しでだしをとり、薄口醤油と塩で味付けしたものに、油ぬきした油揚げと小葱を刻む。うどんはいつもの冷凍うどん。カレーは昨日の。昼も夜も納豆を食べる。昼はチーズも食べる。納豆やチーズ、あるいはヨーグルトのような発酵食品はカレーライスとよく合う食材である。海苔もよい。卵もよい。コールスローはサイドメニューであり、トッピングとは言えない。レーズンやナッツ類もおいしい。本日のご飯は麦ご飯。7分づきぐらいの米2合に市販の7分づき押し麦を1合入れる。こうなるとずいぶんつぶつぶする。熱々の炊きたてご飯というのもおいしいが、カレーの時には、炊いて1時間ほど経った少しぬるいご飯がまたよく似合う。
昨日のご飯はだったんそば茶がらご飯。夕食前になるがロールケーキも食べる。
口福でありますように。

食:14時、カレーライス、チーズ、納豆。
食:23時、カレーライス、揚げのせうどん、納豆、ロールケーキ。


5月19日(月)
東京は雨、秋田は曇り時々晴れ。本日より東北出張。3カ所の田植えを撮影、取材するのだ。早朝高速バスに乗り羽田へ。羽田でミックスサンドイッチをかじり、羽田から1時間で秋田空港へ。レンタカーを借りて大潟村に向かう。高速道路が通っていてとても近くなった。飛行機は意外と満席、ツアー客が多い。レンタカーも盛況。しかし、秋田道は私のための道、状態であった。大潟村の田植えは規模が大きい。代かきはキャタピラで動く乗用半分手作りトラクターで大胆かつ繊細に。田植えは8条植えで片道に2分往復すると5分以上かかる。苗箱は数百をすぎて数千の単位。15町歩の田んぼである。
昼、大潟村の農産物直売店付属キッチンで大潟村味噌使用味噌ラーメンを食べる。麺は市販の生麺、具は、チャーシューともやしとメンマと葱とわかめ。味は淡泊。食べやすい感じ。
夜は、刺身や手作り中華そばやわらびの酢の物や新生姜などを食べつつ、ビールを飲む。

食:7時、サンドイッチ、お茶。
食:14時、味噌ラーメン。
食:19時、ご飯、刺身、わらびの酢漬け、新生姜漬け、漬物、手作り中華そば、アスパラとスナップえんどうのサラダ、ビールなどなど。


5月20日(火)
秋田は晴れ。東京は相変わらずの悪天候らしい。朝、塩鮭や昨日の残りなどでご飯を食べる。山本町の生産者のところへ。ここは紙マルチで田植えをする。午前中取材をして、昼ご飯をごちそうになる。カレーライス、きゅうりの浅漬けなど。しばらく話をして、温泉に入り、大潟村に戻る。大潟村で再度撮影をして、夜はすき焼きとなる。材料を農協に買いに行き、用意しておく。牛肉、焼き豆腐、糸蒟蒻、生椎茸、葱、春菊、白菜、うどんを購入。丁字麩という滋賀県の麩をたくさん入れて食べる。この麩はおいしいので、残りをもらって帰ることにした。豆もやしのナムル、昨日の刺身の残りを漬けにして、それをにんにく、醤油、みりんと葱で炒めたものを作って食べる。

食:8時、ご飯、塩鮭、漬物各種。
食:12時、カレーライス、漬物各種。
食:19時、すき焼き、ご飯、ナムル、漬けの中華風葱炒め、スナップえんどう、ビール。


5月21日(水)
秋田、山形北部は晴れ。東京は少し雨。朝、ご飯を食べてから大潟村を出発。山形県遊佐町へ行く。昼をはさんで取材。その後、秋田空港へ向かい、東京へ夜戻る。
朝、塩鮭を焼き、さつま揚げを焼いて、漬物や納豆とご飯を食べる。昼は、遊佐の生産者のところでごちそうになる。かすべの煮付け、わらびのサラダ、アスパラ、スナップえんどう、玄米ご飯、味噌汁など。夕方、空港で稲庭そばを食べる。帰宅後、ご飯、味噌汁、納豆、水底手作りの鰺の開きを食べて一段落。味噌汁は大根、ごぼう、人参など。明日の出張に備える。

もらい物:丁字麩。

購入:納豆、かぼちゃパイ。


食:7時、ご飯、塩鮭、さつま揚げ、漬物各種、納豆。
食:12時、ご飯、味噌汁、かすべの煮付け、わらびサラダ、アスパラ、スナップえんどう。
食:18時、稲庭うどん。
食:24時、ご飯、味噌汁、納豆、鰺の開き。


5月22日(木)
曇り。茨城県八郷町へ行く。昼前に電車で出発。チーズジャッフルをつくって食べて外出。上野駅でサンドイッチと赤飯おにぎりを出発直前に買い求め乗車。石岡駅で降りる。合鴨農場といちご生産者を訪ねる。その後、温泉に入り、生産者らと交流。いちご生産者は、8、9年ほど前に、以前の職場関係で取材した方であった。お互いに忘れていて、会ってしばらくしてから私がようやく思い出す。その頃生まれていなかった子どもが大きくなっている。月日の流れ。無農薬のいちごはもう終わり際だったが、おいしかった。1粒盗み食い。夜は、今回招いてくれた方のところに宿泊。犬が5匹いる。みな、縁があって拾われたりしたもの。1匹はまだ来てから2カ月弱で、来る前にいじめられ、捨てられていたらしく、ちょっとでもストレスがあると全身が震えるショック状態になる。人も、犬も同じである。

宅配:かぶ、二十日大根、小松菜、にんにくの芽、トマト、ごぼう、キャベツ、大根、葉っぱ、ズッキーニ、キウイ、豚バラ、豆腐、油揚げ、こんにゃく、牛乳、鶏もも肉。

食:9時、チーズジャッフル。
食:12時、サンドイッチと赤飯おにぎり。
食:19時、おにぎり、ビール、焼鳥、豚カツなど。


5月23日(金)
曇り。八郷町は、有機農業や産消提携運動などで古くから多くの個性的な人たちが集まり、通い、定住する町である。いろんなところで名前を聞く有名な方がたくさんいる。たくさん寄り合う。そんなひとりの方のところに泊まっていたのだが、そのすぐそばにスワラジ学園がある。昨年できた、自給と自立を模索する新しい1年制の学校である。有畜複合農業、建築、炭焼きなど、基本的なことを共同生活しながら学ぶ場所で、今年は20代〜60代の10人が学んでいる。そこを訪ねる。あとは、八郷町をいろいろ回り、いろんな人と会う。芸術家あり、東京で時々お目にかかる農業研究者あり、もちろん、農民あり。
朝は、泊まったお宅で、自家生産野菜と手作り味噌の味噌汁と野菜炒め、佃煮類などなどのごちそう。昼は、スワラジ学園でちょっと変わった親子丼とサラダとスープ。夜は、手打ちそば屋で天ぷらとビールとそばをごちそうになり、戻る。
予定していた人以外に、何年ぶりかに会った人や、名前だけは知っていた人などと話ができて楽しい2日間であった。
水底には、杉の葉を水車で粉にしてつくられた伝統的な線香をおみやげにする。帰ってさっそく火を付けたら杉の香りがして心地よかった。

食:8時、ご飯、野菜炒め、味噌汁、佃煮類、漬物、納豆、卵とアスパラとスナップえんどう。
食:12時、スワラジで親子丼とサラダとスープ。
食:18時、そばと天ぷらとビール


5月24日(土)
晴れ。ぐったりと昼過ぎまで寝る。夜プールに行く、水底は外出。冷凍してあったご飯、それに納豆やトマト、キムチで昼を済ませる。夜も、いりこにかぶ、油揚げ、豆腐、大根と大根葉の味噌汁、冷や奴、納豆やトマト、菜っぱのおひたしをこしらえて、ほぼ菜食。体が疲れているから肉に体が追いつかないのである。少しだけ仕事。

食:14時、ご飯、納豆、トマト、キムチ。
食:21時、ご飯、味噌汁、冷や奴、納豆、トマト、おひたし。


アスパラガスはおいしいよねえ 秋田にて、緑を食す
刺身をたんと。水底に食べさせたい すき焼き。丁字麩はうまい
山形にて。玄米食の米農家 Hさんの「日本一ちいさい畑」野菜時々いただきます

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