1998年12月3週
21日のカレー。カレーとご飯の組み合わせはいい!! |
12月15日(火) 晴
キムチの日。近くに住んでいるH氏と、水底虫仲間2名が参入。H氏は独自のレシピでキムチを漬け込むために来訪した。H氏自慢のパキスタンピラフとチキンカレー。それに、水底作の真っ赤な韓国地獄汁ユッケジャン、大根の煮物、さらには、参入組が購入してきた鶏唐揚げなどで腹ごしらえをする。
白菜は、すでに水洗いして、ベランダに干してあり、煮干しなどのだしで餅米のお粥が煮てある。
昼食後、いよいよ準備にとりかかる。大根、人参、葱、イカ、ニラ、リンゴなどが、適度な大きさに切られていく。唐辛子が舞い、ニンニクが叩きつぶされ、ショウガがつぶれる。2時間ほどかけて、様々な具が混ぜられ、赤いどろどろに変わる。これができれば終わったも同然。それを干した白菜に塗りつけていくのだ。あちこちが赤く染まる。ふふふ。
これから、1週間後、どのような仕上がりになるのか楽しみだ。計算では、2月半ばまではたっぷりキムチが食べられるだろう。
食:12時、ご飯、地獄汁、大根と鶏の煮物、キムチ、パキスタンピラフ、チキンカレー、鶏の唐揚げ、人参サラダ、豚肉の中華風炒め、
食:16時、ご飯、イカの塩辛、地獄汁
食:21時、ご飯、地獄汁、大根と鶏の煮物、キムチ、人参サラダ
12月16日(水) 晴
のんびりと過ごす。あまりのんびりしていてはいけないような気もするが、どうやらのんびりしてしまった。昨日のキムチ仕込みで疲れたのだろうか。
食:12時、ご飯、地獄汁、納豆、キムチ、トンブリ、大根と鶏の煮物の残り、水菜のおひたし。
食:20時、ご飯、地獄汁ラーメン(大根、人参、豆モヤシ、キヌサヤ)、タラモサラダ、キムチ。
12月17日(木)晴
髪を切る。仕事を再開。いやあ、並べてみると、年末年始も仕事があるではないか。おかしい。もう今年は仕事をしないはずだったのに。仕事があることはよいことだ。おぜぜのためである。
水底と、年末に向けた仕込みの買い物をする。スーパーでひこイワシが一山100円と安かったので、「今夜は鍋」と決めていたにもかかわらず、衝動買いしてしまう。
鍋は、白菜と大根、カブ、豆腐を豪華に入れた牡蠣鍋。
食:12時、ご飯、タラモサラダ、キムチ、納豆、水菜と大根と人参の味噌汁。
食:20時、ご飯、牡蠣鍋、レンコン餅、ひこイワシのフライ。
12月18日(金) 晴
仕事で午後から東京弁護士会館と飯田橋へ。減反政策廃止のニュースが、読売、朝日、日経の3紙に出るが、農林水産省側は「でたらめ」と反論。とっととやめればいいのに、減反政策にまつわる予算と人があるから「やめる」とは言わず、周りの空気を確かめながらなんらかの対応をするのだろう。ちなみに、減反政策をなくすためには、新食糧法の改定が必要だし、食糧庁の仕事は備蓄のみになってしまうので、事実上解体する方がよろしかろう。
食:11時、ご飯、牡蠣鍋うどん、ひこイワシのフライ。
食:20時、ご飯、牡蠣鍋の残り、豆豆スープ水底風、ひこイワシのフライ、白菜と干し椎茸のレンコン餅甘酢あん。
12月19日(土) 晴
コンベック入手。ガスオーブンである。大きい。これならばターキーも楽に焼ける。さて、何を作るんだか。前の家には、ガスオーブンが備え付けられていたのでよかったのだが、今回の家にはない。そこでやむなく購入することに。ところが、現在はガスオーブンを販売しているメーカーが限られていて、値段もそこそこお高い。電子オーブンレンジが主流になってしまい、ガスははやらないのだ。しかし、ガスの方がこんがりと焼けておいしいのだ。ということで、泣く泣く購入。
大学時代からの友人達が3人寄る。ひとりが毎年大量のお歳暮をもらうので、それを使って酒を飲むのだ。毎年、いわゆる高級すき焼き肉がお目見えするのだが、今年はタイミングが悪く傷んでしまっていた。すき焼きを予定していたので、慌てて牛肉を買いに行く。
今回来た3人のうちふたりは、ちょうど引越しをしたばかりや引越しを来週に控えている。私の大学時代の同期でこの秋から冬にかけて引越しした人間が私を含めて4組もいる。そういうシーズンなのだ。
牛肉を食べると、食べているときはよいのだが、あとで胃がもたれて気持ちが悪くなったり、頭が痛くなる。身体に合わない肉なのである。みんなが帰った後、水底とふたりで苦しんでいた。我が家の食生活に牛肉の存在なし!
牛肉は、たまにダシに使ったり、骨を煮たり、スジを煮るぐらいでよいのだ!
食:10時、ご飯、牡蠣鍋残りの雑炊。豆豆スープの残り、ひこイワシのフライ。
食:15時、すき焼き(白菜、長葱、焼き豆腐、しらたき、えのき、椎茸、うどん)、豆モヤシのナムル、キムチ、牛肉の佃煮、大根の梅和え、ビール、ワイン。
12月20日(日) 晴
風が強い1日。イスラム諸国はラマダンに入った。英米のイラク攻撃が終わった。今年のラマダンは年をまたぐわけだ。年末年始にトルコ、インドネシア(バリ島を除く)、マレーシアをはじめ、イスラム諸国を旅しようと思っている人は要注意。都市部はともかく、宗教心の深い田舎では昼間飯が食べられないなんてこともあり得ます。90年4月に私はトルコに居たのだが、ラマダンにひっかかってトルコやイランで往生した旅仲間はたくさん居た。
食:13時、ご飯、カブと里芋とほうれん草と油揚げの味噌汁、すき焼きの残り、豆豆スープの残り、納豆、レンコン団子の甘酢あんの残り。
食:20時、ご飯、野菜たっぷりインスタントラーメン(ブロッコリー、キャベツ、大根、長葱、油揚げ)
12月21日(月) 晴
掃き掃除、障子の張り替え準備などを行なう。もちろん、仕事もしているのだが、本日のメインはここにある。このところ乾燥しているので、水底がベランダに干していた切り干し大根がよく乾いている。1本の大根がほんのひとつかみになってしまうのだから、貴重な食べ物である。
野鳥が、パン粉用に乾かしていた食パンを食べてしまう。
昼は、大豆づくし。油揚げ、豆腐、呉汁の素、納豆、それに味噌。もし、これを肉でやったらうんざりするだろうが、大豆だと、豊かな食卓になる。不思議である。
夜は、カレーライス。豆とタマネギ、人参、ジャガイモ、ショウガ、ニンニク、リンゴ、それに鶏のモモ肉が入っている。久しぶりに日本風のカレーをつくる。ご飯をがつがつ食べる。ふう、満足。
食:12時、ご飯、油揚げと豆腐と呉汁の素と長葱の味噌汁、納豆、キムチ、カブの煮物。
食:20時、カレーライス和風、納豆、リンゴとバナナのフルーツヨーグルトサラダ。水底のみ生卵。
ひこイワシの天ぷら。骨ごとがつがつ | レンコン餅を丸めて揚げてしまった。でもうまい。 |
大根と梅の和え物。箸休めに | カロチンを使わない卵。ふむ、黄色い。 |
copyright marume haru 1998-2002