われら顔を選ぶとき TODAY WE CHOOSE FACES ロジャー・ゼラズニイ 1973 本書は盟友「電気羊使い フィリップ・K・ディック」に捧げられている。ディックの初期の長編は、わかりやすそうなSF的小間物(…
丸目はる
われら顔を選ぶとき TODAY WE CHOOSE FACES ロジャー・ゼラズニイ 1973 本書は盟友「電気羊使い フィリップ・K・ディック」に捧げられている。ディックの初期の長編は、わかりやすそうなSF的小間物(…
もし星が神ならば IF THE STARS ARE GODS グレゴリイ・ベンフォード/ゴードン・エクランド 1977 本書は、1992年の火星生命探査で幕を開け、2017年に月に到着した太陽生命を探査する異星人との接…
脳波 BRAIN WAVE ポール・アンダースン 1954 1990年、トルコ・イスタンブールの動物園に行った。ハゲワシが、飼育係の動きをじっと見つめ、簡単なかんぬきをはずそうと、くちばしでつついたり、棒を加えて引いた…
幼年期の終わり CHILDEHOOD’S END アーサー・C・クラーク 1953 創元社からは「地球幼年期の終わり」という邦題で出ている。私が読んだのは、早川書房の文庫版で福島正実訳のもの。はじめて読んだ…
ブラッド・ミュージック BLOOD MUSIC グレッグ・ベア 1985 私事で恐縮だが、本書の邦訳が早川SF文庫に登場した1987年2月頃(発行日は3月15日)は、大学卒業の直前で、卒論発表も終え、あとは就職を待つば…