パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 THE THREE STIGMATA OF PALMER ELDRITCH フィリップ・K・ディック 1964 本書には、ディックのすべてがつまっていると言っても過言ではない。 私…
丸目はる
パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 THE THREE STIGMATA OF PALMER ELDRITCH フィリップ・K・ディック 1964 本書には、ディックのすべてがつまっていると言っても過言ではない。 私…
マーシャン・インカ THE MARTIAN INCA イアン・ワトスン 1977 今はなきサンリオSF文庫である。大学生のときに購入したのだが、実は今の今まで放置してあった。どうも、ディックなど一部の作家の作品を除いて…
グリーン・マーズ GREEN MARS キム・スタンリー・ロビンスン 1994 「レッド・マーズ」に続く、火星三部作の二作目である。前作は、2020年代にはじまり、2061年に火星に住む人たちが地球に対して起こした革命と…
レッド・マーズ RED MARS キム・スタンリー・ロビンスン 1993 火星植民地ものである。超長編三部作のはじまり。 本書をはじめて読んだとき、深く印象に残ったのは宇宙エレベーターが破壊されて、そのケーブルが赤道…
火星のタイム・スリップ MARTIAN TIME-SLIP フィリップ・K・ディック 1964 ディックの作品の中では作品そのものが「つじつま」のあわないことも多い。翻訳者泣かせであろう。本書は、ディック作品の中では「…