エコープラクシア 反響動作

エコープラクシア 反響動作
ピーター・ワッツ
ECHOPRAXIA
2014
「ブラインドサイト」の続編。前作も、むむむ、って感じで、本作も、むむむ。おもしろい。ひとつの視点提示ではある。この10年ほど、脳科学とか認知とか進展をおいかけていないからなあ。
 人類がDNA技術で再生した天敵・吸血鬼の認知、人類がポスト人類として脳を連結させる集合知性体、変わらないベースライン(現生人類)と、その能力の拡張、天国と呼ばれる仮想空間に逃げ込む存在。前作で起きた異性知性とみられる存在の地球へのアクセスと、それに対しての人類側が送り込んだ探査船テーセウスの存在が、ベースライン、複数のポスト人類群、さらには、前作で出てきた異星の存在。
 神という存在の認識、自由意志、自意識というものの本質、仮説と科学論文をうまく消化させて読者に提示した作品。
 むむむ。
 いつか再読。
(2017年5月)