渦状星系の深淵

渦状星系の深淵
ON THE RIM OF THE MANDALA
ポール・クック
1987
 原著が1987年、翻訳が1989年。人生で一番忙しかった時期じゃあないか。読んでないよなあ。宇宙にはどこかの先住知性体がつくったハブ(中院)があって、そこからスポーク(眷属)空域が8本伸びていて、その空域に入れば、空域内で超光速飛行もできるし、ハブを経由して別のスポークにジャンプすることもできる。地球はある時期にスポークに入り、そしてかすめて出てしまう。その間に人類の多くは宇宙に広がり、そして、彼らは地球を失った。そんな未来の物語。
 選ばれた政治官僚などだけが受けられる不死。超長寿である。主人公のコルランは、人造人間の愛人とバカンスを過ごしていたが、そこで事件に襲われる。突然、信じられないほどの能力と知性をもった怪物に襲われたのだ。
 それは、宇宙における人類社会を揺るがすような事件の幕開けだった。次々に起きる怪物事件。コルランは専任として事件を調査し、闘い、自らの心の闇と闘いつつ、その秘密をあばき、事件が宇宙規模の産業戦争にならないよう働く。
 という話なんだけれど、けれど。
 解説にあったように、映像化やアニメ化を頭の中でしながらビジュアルを楽しむ本なのだろう。
 不死、破壊銃、バイオ怪物、人造人間など、ガジェットはたくさん。
(2016.6.5)